理想の自分は大事かもしれんけど、理想への想いが強すぎるのは良くない。
なぜなら、今の自分を否定してしまうから。
例えば、
理想のビジネスマン像があったとする。
バリバリ仕事をして、上司からも部下からも人望が厚い。年収は1000万を超えマイホームもある。家族とはもちろん友達をも上手くいっており、休みには充実した日を過ごしている。
これは流石に草だけど、そういう人もいるでしょ。
一方で、
仕事はしてるがうだつは上がらず、上司からも部下からもそこそこな扱い。年収は300万。マイホームなんて夢のまた夢。賃貸で家賃が上がらんかヒヤヒヤしてる。家族はいるが友達はおらず、休みの日も気が付いたら終わってる。
これが現実だとしたら、
理想と現実があまりにかけ離れていて、今の自分を否定したくなるはず。
一歩間違えるとメンタルがやられて、立ち上がれんくなるかも知れん。
理想を持つことは悪くないし、別にそれが今とかけ離れた理想でもいいとは思う。でも、それに対しての想いが強すぎるのは良くない。
さっき風呂で考えていて思ったけど、
理想はあっても、「まあ、叶わんでもいっかあ。笑」くらいの方がいい気がする。
その方がなんか楽っていうか、現実を受け入れやすくなる。しかも、「理想はあるけど最悪なんとかなる」っていう感覚にもなりやすい。
最近の世の中は、
やれハードワークだ、やれスキルを身につけろだとか、とにかく「理想に向かって突っ走る」のが正義みたいな風潮がある。
まあそれが悪いとは思わんけど、それが必ずしも正解でもないのでは?とは思う。
理想ばっか掲げて動けんなら意味ないし、なんかそれってしんどくない?って思う。
それよか、「理想はあるけど、まあ叶わんでもいいか」で、生きていく方が楽な気がする。というか、意外にその方が力が抜けて、動ける気がする。
人は動く時、力を抜かんと動けない。
力が抜けて初めて動ける。
だから、理想に向かって力強く突っ走るのもいいが、理想はありつつもあまり意識せんで、力を抜いてそよそよと風に吹かれるくらいで動くのもありだと思う。
オレみたいに弱い人間は、理想語るんじゃなく、理想を削っていく思考が大事かもしれん。
以上、あざした。
